フリーローンの連続申込みは申し込みブラックになる可能性があるので注意
フリーローンを利用しようと思って申込みをしたは良いけれど、なぜかすぐに断られてしまう。何回か繰り返してもやっぱり同じ結果に…。そういった経験をしている方も多いです。どうして申込みの時点で断られてしまうのか、というともしかすると「申込みブラック」に認定されてしまったからかも。
申込みブラックはフリーローン、キャッシング、クレジット、その他にも目的別ローンなどで起こりうることです。要するに「この人が何回申し込んでも断るよ」ということ。ではそもそもなぜ申込みブラックが起こるのか、どうすれば解決できるのかについて考えてみましょう。
連続申込みや複数の同時申込みからブラック入り
申込みブラックに認定されてしまう一番多い理由なのは「連続申込み」ではないでしょうか。例えば、一度落ちたけれど何かの間違いで落ちてしまったのではないかと考えて、短期間の間にもう一度申込みする人もいます。しかし、何度も繰り返し連続して申込みすることによって「ここまで切羽詰っているのなら融資すると返してもらえないかもしれないから注意しよう」ということで申込みブラックに認定されてしまう可能性があります。
お万が一申込みしたときに落ちてしまったら面倒だからいくつかのフリーローンにまとめて申込みしておこう!と考える人もいますがこれは申込みブラックになる原因ですのでやめましょう。「一度にたくさん申込みしているということは…」と勘繰られて申込みブラックに認定されるケースは結構多いようです。
過去の金融事故
過去にフリーローンやキャッシング、クレジットなどで金融事故(返済が遅れる、債務整理を行ったことがあるなど)の履歴があると申込みブラックになります。
信用情報機関で記録が共有されている
どうして複数のフリーローンに申込みしたことがバレるのか、不思議に思いますよね。実は、申込み情報から借り入れ状況、返済状況に至るまでフリーローンに関する情報は「信用情報機関」に記録されています。そしてこれらは各フリーローンが共有・自由に閲覧できるようになっているんです。例えば、フリーローンの申込みをする際に「他社借入状況」を必ず記載しますが、ここで嘘を書いても信用情報機関に記録されているのすぐにバレてしまうことに。
申込みブラックになったらどうすれば良い?
一度申込みブラックになると、当面の間はどこのフリーローンに申し込んでも審査すら受付てもらえない可能性が高いです。一番良い方法は、3ヶ月ほど期間を空けることです。というのも、先述した信用情報機関に記録される申込み履歴については大体3ヶ月〜半年くらいしか残りません。
これらの履歴が消えた後に申込みすればブラックが解除されている可能性が高い、というわけです。もしも金融事故を起こしている場合はさらに長い期間を空けないとブラックが解除されません。例えば自己破産をした場合は短くても5年、長い場合だと7年間記録が残り続けます。また現在進行形で返済が滞っている場合はこれらを全て返済しないといつまでも金融事故として記録され続けるのでまずは返済しましょう。
申込みブラックについてはなかなか意識が行きづらい部分ですので「どうして落ちたんだろう?」と不思議に思って終わるケースがほとんど。一度ブラックに認定されてしまうとなかなか解除するのは難しいので、最初で申込みブラックにならないように意識することが大切です。
ちなみに、自身の信用情報を閲覧したい場合は信用情報機関に情報開示を求めることもできます。すぐに手元に届くわけではありませんが、気になる方はチェックしてみても良いかもしれませんね。