自分の利用条件にあったフリーローンを選ぼう
フリーローンと呼ばれているものの中でも銀行、銀行系、消費者金融系に分かれています。何となく銀行と消費者金融の違いは分かりますが、銀行と銀行系の違いはハッキリとしづらいイメージがありますよね。そこでここではそれぞれの特徴やメリット、デメリット、そして比較するポイントなどについて考えてみたいと思います。
銀行フリーローン
銀行フリーローンとは名前の通り銀行が提供しているフリーローンです。都市圏を中心に全国各地で利用できるメガバンクはもちろん、各都市に密着している形で営業している地方銀行でもフリーローンを提供しているところがたくさんあります。
メリットはなんと言っても金利が低いこと。十分な資金のある銀行が行っているフリーローンですので、金利が低くても十分サービスを提供できるのが魅力です。
また、ネットバンクもフリーローンを提供しているところが多く、これらは自宅のインターネット上から手軽に申込みができるので非常に便利。しかも金利が相当低めに設定されていることが多いので使い勝手は抜群に良いです。
デメリットとして挙げられるのは即日融資に対応しているところがほとんど無い、ということ。早くて2〜3営業日、遅いところだと1週間以上かかることもあるようです。また利用しようと思っている銀行の普通預金口座を持っていないと契約できないことも多いので、あわせて口座開設が必要になることもあります。
銀行系フリーローン
銀行系フリーローンは定義が非常に曖昧なのですが、一般的には「銀行グループ傘下の消費者金融」として扱われていることが多いようです。例えば、プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス系列)、アコム(三菱UFJファイナンシャルグループ)、SMBCモビット(SMBCグループ)あたりが銀行系フリーローンに分類されます。
もともとが消費者金融ということもあって、銀行フリーローンと比較すると金利は少し高くなっていますが、それでも全体的に見ると低めに設定されることが多いです。
また融資金額も銀行とほとんど変わらないくらいの上限金額を設けていることが多いです。
銀行系フリーローンの最大の魅力とも言えるのが即日融資に基本的に対応しているということです。もちろんweb完結型の申込みにも対応。使い勝手の面でいくと銀行系フリーローンが最も優れているのではないでしょうか。
デメリットとしては総量規制の対象となること。こちらは年収の3分の1までしか借入できない、という法律で、年収を持たない人…例えば専業主婦などは原則として利用できないことになります。
消費者金融のフリーローン
こちらは先述した銀行系フリーローンと同じものと考えて良いでしょう。バックに銀行がついているかいないかの違いです。いわゆる大手の消費者金融はほぼ全ていずれかの銀行グループ傘下にありますので、あまり名前も聞いたことがないような消費者金融などが該当するのではないでしょうか。
使い勝手としては銀行系フリーローンとほぼ同じものと考えてOKです。
>>消費者金融・銀行系のフリーローンには無利息キャッシングも
これらの点からそれぞれのフリーローンが向いている人は以下の通りとなります。
銀行フリーローン
- 金利が低い方が良い
- 専業主婦などの収入を持たない人(銀行フリーローンは総量規制対象外のため)
- それなりにまとまった金額の借入を検討している
- web申込みでパソコンやスマホから申込みしたい人
銀行系・消費者金融系フリーローン
- 即日融資に対応している
- 審査の基準が比較的緩め
- スマホアプリなどの充実していて使い勝手が良い
もちろんこれらの他にも細かく見ていくと様々な比較ポイントはありますが、優先的にチェックしたいのは以上のポイントです。銀行フリーローンは金利が低く、使い勝手も良いのですが審査に通りづらいとも言われており、なかなか審査に通らない方は銀行系フリーローンや消費者金融系のフリーローンを検討したほうが良さそうです。