フリーローンの一括返済や繰り上げ返済は上手に使えばお得に!ただし無計画だと負担が増える可能性も

フリーローンの一括返済、繰り上げ返済は使うべき?メリットとデメリットのまとめ

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フリーローンの返済は一括返済で短くしよう!

一括返済、繰り上げ返済

 

ほぼ全てのフリーローンには一括返済、繰り上げ返済が用意されています。フリーローンは借入日数に応じて利息が発生するシステムを採用しているので一括返済や繰り上げ返済を上手に活用することでトータル利息を小さくできる可能性があります。

 

上手に使えればお得になりやすいのですが、無計画に使うと負担が大きくなったり、かえって返済が滞る危険性も。また利息や手数料に関しても理解する必要があります。

 

ここではフリーローンの一括返済、繰り上げ返済について解説していきます。

 

一括返済、繰り上げ返済とは?

一括返済は借入金額を全て1回で返済することです。例えば10万円借入して、翌月に10万円+利息を全部支払う、といったケースが当てはまります。

 

繰り上げ返済は決められた返済額より多めに返済することです。例えば毎月1万円の返済額に決められていたとしても、繰り上げ返済を使えば2万円、3万円と返済することで元金(借入額)をより早く小さくできます。

 

メリット:利息が小さくなる!

いずれも利息を小さく抑えられるのがメリットになります。

 

例えば100万円を金利10%で借入しているとします。1年間で返済しようと思ったら、毎月8万8000円ずつ返済し続ければ完済。トータルの利息は5万5000円になります。つまり全部で105万5000円を返済すれば完済。

 

しかし半年後…つまり6ヶ月目にボーナスなどでまとまったお金が手に入り、一括返済できたとします。すると5ヶ月分の利息が約3万5000円。これに6ヶ月目の利息約5000円を含めてトータル4万円の利息で完済できることに。

 

もちろん1ヶ月目、2ヶ月目と早い時期に一括返済できればもっと利息を小さく抑えることができます。

 

繰り上げ返済についても同様。一括返済ほど利息を小さくまとめられるわけではありませんが、毎月決められた返済額よりもより多く返済することで短期間での完済が目指せる=トータル利息が小さくなりやすい、というわけです。

 

まとめると一括返済、繰り上げ返済は利息を減らす有効なテクニックと言えます。

 

繰り上げ返済額は自分で決められる

ほとんどのフリーローンは繰り上げ返済額を自分で決められるようになっています。

 

例えば毎月1万円の返済のところを1万5000円にしたり、2万円にしたり…と懐事情に合わせて選べます。

 

無理な金額を設定せず、適度な範囲を見極めて返済に充てられるのは助かりますよね。

 

デメリット:生活に負担がかかる可能性がある

このようにとても有効な一括返済、繰り上げ返済ですがデメリットもあります。

 

例えば月収20万円の人が毎月5万円ずつ返済していたとします。「繰り上げ返済にした方が利息が小さいから!」と無理をして毎月8万円ずつ繰り上げ返済したとすると…自由に使えるお金は残り12万円。これでは生活が苦しくなります。

 

無理な一括返済や繰り上げ返済を続けるのが難しい場合は生活への負担が大きくなり、次第に返済が難しくなってしまう…といったデメリットも考えられます。

 

まずは毎月の収入がどれくらいで、いくらまでなら返済に充てられるかを把握し、その上で一括返済や繰り上げ返済を検討することが重要です。

 

手数料は必要?

住宅ローンやマイカーローンでは繰り上げ返済や一括返済で手数料が必要になることがありますが、一般的なフリーローンはほとんど手数料は不要になります。

 

ただし街の消費者金融…いわゆる中小の消費者金融の場合は手数料が発生するケースも。契約書に手数料に関する記載が必ずあるはずなので確認してみましょう。

 

手数料は利息扱い?

余談ですが、一括返済や繰り上げ返済にかかる手数料は利息扱いになります。つまり利息制限法の範囲内でしか手数料を決定できません。

 

例えば利息制限法では50万円以下の借入の上限金利は18%と決められています。なので50万円の借入があって、一括返済または繰り上げ返済で発生する手数料は9万円を超えることが許されていません。

 

もしも「どうしてこんなに手数料がかかるの!?」と不信に感じたら自分で手数料の上限額を計算してみると良いかもしれません。

 

まとめ

今回はフリーローンの一括返済、繰り上げ返済について紹介しました。まとめると以下の通りです。

  • 利息を小さくまとめやすい(返済額を減らせる)
  • 繰り上げ返済の金額は自分で決められる
  • 無計画な返済は生活への負担に繋がる
  • 消費者金融は手数料も利息として扱わなくてはならない(上限額が決められている)

上手に活用できれば利息を減らし、返済額を小さくまとめられるテクニックなのでぜひ有効活用していきたいところですね。

 

「今月は生活費に余裕がある」
「ボーナスが出た」

 

といったときは積極的に狙っていきたいものです。



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